ついに、NHKの朝ドラ『おむすび』が最終回を迎えました。
半年間、毎朝見続けてきたけれど…正直なところ、ここまで「面白くない」と感じた朝ドラは初めてかもしれません笑
途中で何度も離脱しようかと思いつつ、結局最後まで見てしまった自分にも驚いています。
橋本環奈さんが主演ということで、始まる前はかなり期待していました。
でも、いざ始まってみると…彼女の「眉間にしわ寄せる演技」、あれがとにかく見ていて不快でした。
どの感情を表現してるのか分かりづらいし、リアルな感情に見えなかった。演技力以前に「朝の時間帯に見る顔じゃないな」とすら思ってしまったほど。
SNSでは賛否両論。
X(旧Twitter)では、さっそく「#おむすび反省会」のタグが大盛り上がり。
「脚本は悪くなかった」「最後の伏線回収には泣いた」といった肯定的な声がある一方で、
「半年見て変化がなかった」「感情移入できなかった」「結局ヒロインに魅力がなかった」という辛辣な意見もかなり見られました。
とくに話題になっていたのが、
「阪神淡路大震災“17年”ってどういうこと?」と混乱を招いたナレーション
結の年齢変化が感じられなかったという指摘
「おむすびを結ぶ」ことが物語の中心のはずなのに、あまり印象に残らなかったという声
「詩ちゃんフルタイム働かせるのはどうなの?」という家庭設定のリアリティ不足
など、視聴者の目線は意外とシビアでした。
でもその中でも、「ギャルっぽいヒロインが少しずつ変わっていく姿に共感した」とか、
「結婚するまでは良かった」という声もあって、「惜しい作品だった」という印象を抱いている人が多かったように感じます。
救いのキャラクターたち
それでも、そんな中でも救いはありました。
お父さんやお母さん、じいちゃんばあちゃん、糸島や神戸の人たち──
脇を固めるキャラクターたちには温かさがあり、そこにほんの少しだけ「朝ドラらしさ」を感じる瞬間もありました。
特に良かったのは、なべさん(緒方直人)とキムラ緑子さん。
この二人が出てくると、画面に空気が通うというか、ドラマがようやく「ドラマ」になるというか。安定感と深みがありましたね。
次は『あんぱん』に期待!
最終回、いろいろまとめたつもりなんでしょうけど、個人的には「今さら?」という展開も多く、心が動くというよりも「やっと終わったな…」という安堵感の方が大きかったです。
とはいえ、半年見守ってきたものが終わるのは少し寂しくもあり、複雑な心境。
次の朝ドラ『あんぱん』には期待しています。
このもやっとした気持ちを吹き飛ばすような、スカッとした物語になりますように。